アンインストール手順

Ubuntu Server 20.04でのPostgreSQLアンインストール手順です。

 

1.パッケージリストの確認

postgresqlのパッケージリストを確認

$ dpkg -l | grep postgres

 

 

 

2.Postgresパッケージの削除

1.で取得したリストを1つずつ削除します。(次の例はPostgreSQL12の場合)

$ sudo apt remove --purge postgresql
$ sudo apt remove --purge postgresql-12
$ sudo apt remove --purge postgresql-client-12
$ sudo apt remove --purge postgresql-client-common
$ sudo apt remove --purge postgresql-common

 

途中に割と大げさに確認メッセージが表示されますが、Yesで進みます。

 

3.再起動

$ shutdown -r now

 

4.postgresユーザーの削除

$ sudo userdel postgres

 

以上、PostgreSQLのアンインストール手順でした。

インストール手順

Ubuntu Server 20.04にPostgreSQLをインストールする手順を紹介します。

※ 2021/3/21時点では、PostgreSQL12.6がインストールされます。

 

1.パッケージ情報の更新

最新のパッケージ情報を取得し、ローカルにあるパッケージ情報を更新します。

$ sudo apt update

 

2.Postgresパッケージのインストール

インストールによりpostgresというアカウントが作成されます。

$ sudo apt install postgresql postgresql-contrib

 

3.postgresアカウントへの切り替え

$ sudo -i -u postgres

 

4.psqlの起動

$ psql

 

※ 次のコマンドは3.postgresアカウントへの切り替えと4.psqlの起動を同時に行います

$ sudo -u postgres psql

 

5.データベースの一覧を取得する

動作チェックとしてデータベースの一覧を取得します。

\l

初期状態では「postgres」「template0」「template1」の3つのデータベースがあります。

 

6.psqlを終了する

\q

 

以上、PostgreSQLのインストール手順でした。

シャットダウン、再起動コマンド

Ubuntuでシャットダウン、再起動するコマンドを紹介します。

※ Ubuntu Server 20.04で動作確認済

 

再起動

すぐに再起動する

$ sudo shutdown -r now

 

5分後に再起動する(数値は分単位)

$ sudo shutdown -r +5

 

23:00に再起動する(時間は24時間表記で指定する)

$ sudo shutdown -r 23:00

 

 

シャットダウン

今すぐシャットダウンする

-h:システムを終了して電源を切る

$ sudo shutdown -h now

 

5分後に再起動する(数値は分単位)

$ sudo shutdown -h 5

 

23:00に再起動する(時間は24時間表記で指定する)

$ sudo shutdown -h 23:00

 

キャンセル

再起動、シャットダウンをキャンセルする

$ shutdown -c

 

次の場合、ログインしている他の端末にメッセージが送信されますが、

「--no-wall」をつけるとそのメッセージを表示しません。

メッセージを表示するケース

・shutdownコマンド実行時

・予定された時刻が近づいた時

・キャンセル時

$ shutdown -c --no-wall

 

rootに切り替えができない

Ubuntu Serverをインストール直後、

root権限への切り替えがうまくいかなかったため備忘録として残します。

 

切り替えがうまくいかない状態

rootに切り替えようと思いパスワードを求められるが、エラーに。

というかrootのパスワードを入力した覚えがない。。

$ su - root
Password:
su: Authentication failure

 

結論としては、rootのパスワードが設定されていないことがうまくいかない原因のようです。

rootのパスワード変更(Ubuntu)は次の通りです。

 

rootパスワードの変更方法

1.「sudo - root」でrootに変更

2.「passwd」コマンドで新しいパスワードを設定

3.パスワードを2回入力

4.「passwd: password updated successfully」と表示されれば成功

5.4で設定したパスワードでログインする

$ sudo - root
[sudo] password for username:
# passwd

 

Reached target Cloud-init targetで止まる

VirtualBoxにUbuntu Serverをインストール後、

立ち上げ時に「[ OK ] Reached target Cloud-init target」で画面が進まない現象が発生しました。

 

↓この画面のまま進まない

 

待てども待てども進まずだったのですが、

エンターキーを押してみると「ubuntu-server login:」の文字が。

 

ログイン、パスワードを入力し無事次に進むことができました。

同じ画面で困った人がいましたらENTERキーを押してみて下さいです。

 

Ubuntu各バージョンのサポート期限(EOL)

基本情報として、Ubuntu LTSについてサポート期限(EOL)の要点をまとめました。

・ LTSとは、Long Term Support版のこと。2年ごとリリースされ、5年間サポート。

・ 「Ubuntu 20.04 LTS」の数値の頭2桁はリリース年、後ろの2桁は月を表している。

・ 最新版はUbuntu 20.04 LTS。2025年4月までのサポート。

・ Canonical(カノニカル)社による有償サポート(Ubuntu Advantageという)あり。

  そのUbuntu Advantageには、延長セキュリティアップデート(ESM)も提供している。

  ESM(Extended Security Maintenance)の期間は次のとおり

  Ubuntu14.04、16.04はサポート終了から+3年(リリースから8年)

  Ubuntu18.04移行はサポート終了から+5年(リリースから10年)

  ※ ESMはLTS版Ubuntuが対象で、LTSでない通常版は対象外

 

サポート期限一覧

バージョン サポート終了期限
14.04 LTS 2019年4月
16.04 LTS 2021年4月
18.04 LTS 2023年4月
20.04 LTS 2025年4月

 

Ubuntu ServerでPostgreSQLを使う方法

Ubuntu ServerでPostgreSQLを使う方法はこちらで紹介しています。

https://postgresweb.com/post-5440

修正用の一致するrepoはありませんの対処方法

次のコマンドを入力した時に「エラー:修正用の一致するrepoはありません」と

表示された時の対応方法です。

$ sudo dnf config-manager --set-enabled PowerTools

 

 

早速結論ですが、PowerToolsをすべて小文字にするとうまくいきました。

$ sudo dnf config-manager --set-enabled powertools

同じ現象で困った人の参考になれば幸いです。

CentOS 7 日本語化の手順

CentOS 7を日本語化する手順を紹介します。GUIありの状態で日本語化ができます。

次の方法でうまくいきましたので、参考になれば幸いです。

 

1.日本語関連のパッケージをインストールします

# yum -y install ibus-kkc vlgothic-*

 

2.bash_profileの変更

# vi ~/.bash_profile

 

最終行に次の2行を追加します。

『LANG=ja_JP.UTF-8

export LANG』

※ viは「:wq」で保存+終了です。

 

3.設定の反映

# source ~/.bash_profile

 

4.再起動します

 

5.再起動すると初期セットアップ画面が起動するので、次の手順で進みます。

1) Welcome画面 > 日本語 > 次へ

2) 入力画面 > 日本語 > 次へ

3) プライバシー > オフ > 次へ

4) タイムゾーン > 日本を選択 > 次へ

5) オンラインアカウントへの接続 > スキップ

6) ユーザー情報 > フルネーム、ユーザ名を入力 > 次へ

7) パスワードを設定する > パスワードを2つ入力し > 次へ

8) 「CentOs Linuxを使い始める」をクリック

9)Getting Startedの画面 > 右上の「×」で閉じる

 

以上、日本語化の手順でした。

CentOS 7でGUIをインストールする手順

CentOS Stream 7でGUIをインストールする手順を紹介します。

 

1.yum update(念のため)

# sudo -E yum update -y

 

2.GUIのインストール

インストール直後のCentOSでは1000個以上インストールあるので、時間がかかる点に注意。

# yum -y groups install "GNOME Desktop"

 

3.GUIの起動

インストールの完了後、次のコマンドを入力すればGUIが起動します。

# startx

 

4.初期セットアップ

デスクトップが起動すると、初期セットアップが始まるので次のように進めます。

1) Welcome画面 > 日本語 > 次へ

2) 入力画面 > 日本語 > 次へ

3) プライバシー > オフ > 次へ

4) オンラインアカウントへの接続 > スキップ

5) 「CentOs Linuxを使い始める」をクリック

6)Getting Startedの画面 > 右上の「×」で閉じる

 

5.GUIをOS起動時に表示するように設定

OS起動時にGUIが開くように設定を変更します。

Applications > System Tools > Terminalより以下のコマンドを入力

# systemctl set-default graphical.target

 

6.再起動して動作確認

再起動してGUIが起動してくれば設定が完了です。

 

 

以上、GUIのインストール手順です。

インストール手順

CentOS 7にPostgreSQL13をインストールする手順を紹介します。

 

 

1.PostgreSQLのリポジトリパッケージをインストールする

# yum -y install https://download.postgresql.org/pub/repos/yum/reporpms/EL-7-x86_64/pgdg-redhat-repo-latest.noarch.rpm

 

2.PostgreSQLのインストール

# yum -y install postgresql13-server

 

3.サービスの自動起動を設定する

# systemctl enable postgresql-13

 

4.データベースクラスタを作成

# /usr/pgsql-13/bin/postgresql-13-setup initdb

 

5.PostgreSQL13の起動

# systemctl start postgresql-13

 

6.サービス状態の確認

Active : active( running )となっていることを確認する

# systemctl status postgresql-13

 

7.データベースの一覧を取得する

動作チェックとしてデータベースの一覧を取得します。

# su - postgres
# psql -l

※ psqlは「exit」で終了します

 

以上、PostgreSQL13のインストール手順です。