vi(ブイアイ)エディタ使い方の基本

viエディタとは、コマンド画面で使えるLinux標準のエディタです。

ファイルを開くコマンドは次のとおり。

# vi ファイル名

 

基本の使い方は次のとおりです。

  • 「i」(アイ)を押すと入力モードに変わる
  • 入力モード中、「esc」キーを押すと編集モードに変わる
  • 入力した文字を保存して終了するときは「:」(コロン)+「wq」を入力
  • 保存しないで終了したいなら「:」+「q!」を入力

 

 

新しいドキュメント、空のドキュメントを表示する

次の画面のように「ファイル」画面で右クリックをした時、

「空のドキュメント」メニューがある場合とない場合があります。

ここでは「空のドキュメント」メニューがない場合に、表示する方法を紹介します。

 

■「空のドキュメント」メニューが表示されていない状態

 

■「空のドキュメント」メニューが表示されている状態

 

 

手順

手順自体は簡単で、端末を起動し次のコマンドを入力するだけです。

コマンド実行時、(ファイル作成だけのため)端末画面には何も表示されませんが、

メニューが表示される状態になっていると思うので試してみて下さい。

 

■フォルダ名が英語表示の場合

touch ~/Templates/空のドキュメント

 

■フォルダ名が日本語表示の場合

touch ~/テンプレート/空のドキュメント

 

手順は以上です。お困りの方は参考になれば幸いです。

手順

CentOS Stream 8でGoogle Chromeを使う手順です。

 

1.google-chrome.repoファイルの作成

viで「google-chrome.repo」という名前のファイルを作成します。

sudo vi /etc/yum.repos.d/google.chrome.repo

 

作成した「google-chrome.repo」に次の内容を記述し保存します。

[google-chrome]
name=google-chrome
baseurl=http://dl.google.com/linux/chrome/rpm/stable/$basearch
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=https://dl-ssl.google.com/linux/linux_signing_key.pub

 

2.chromeのインストール

chromeのインストール。

yum install google-chrome-stable

 

3.インストール確認

アプリケーションの中にGoogle Chromeが増えていることが確認できます。

 

以上、CentOS Stream 8でGoogle Chromeを使う手順でした。

 

【vi】E212:書き込み用にファイルを開けませんの対応方法

viで保存をしようとした時に「E212:書き込み用にファイルを開けません」と

表示された時の対応方法です。

 

 

恐らく一般ユーザー権限でファイルを操作していたかと思いますが、

単純にviを管理者権限で開きなおすと保存する時に表示されなくなります。

# sudo vi ファイルのパス

 

 

 

CentOSでリモート接続するための設定

CentOS Stream 8へリモートデスクトップ接続をするための設定手順です。

「xrdp」をインストールすることで、Windows機からリモート接続が可能になります。

 

※この手順の前にデスクトップ環境(GNOME)のインストールをして下さい。

 

1.epelリポジトリの追加

xrdpをインストールするためのリポジトリの追加

# yum install epel-release

 

2.xrdpのインストール

xrdpのインストール

# yum install --enablerepo=epel xrdp

 

3.サービスの開始

サービスの開始と自動起動の設定をします

# systemctl start xrdp
# systemctl enable xrdp

 

4.ファイアウォール設定(TCP3389)

リモートデスクトップに使用するTCP「3389」番ポートを開放

# firewall-cmd --permanent --add-port=3389/tcp
# firewall-cmd --reload

 

5.リモートデスクトップの接続

・Windows機からリモートデスクトップを起動しCentOSのIPを入力、接続を押します。

リモートデスクトップは、プログラム一覧のWindowsアクセサリにあります。

・「このリモートコンピューターのIDを…」と警告がでますが「はい」をクリック

 

6.xrdpのログイン画面でID、PWを入力

CentOS側のusernameとpasswordを入力します。

 

7.CentOSにログイン時の初回設定

CentOSにログイン時、初回設定の画面が表示されるので次の手順で設定します。

・ようこそ画面:「日本語」 > 次へ

・入力:「日本語(かな漢字)」 > 次へ

・プライバシー:「位置情報サービス」を「オフ」 > 次へ

・オンラインアカウントへの接続 > スキップ

・CentOS Streamを使い始める

・初めて使う方へは右上の「×」で閉じる

 

 

以上、WindowsからCentOSへ接続するための設定です。

 

YouTube Video Downloaderのエラー

YouTube Video Downloaderで次のエラーが発生した時の対処方法です。

「Video playability status is "UNPLAYABLE". Reason: Video unavailable」

 

結論としては、そのバージョンではエラーの対処自体はできないため、

バージョンアップを行ってください。(そっちの方が早く簡単です。)

比較的高い頻度で更新されているので新しいバージョンがある可能性が高いです。

最新版はこちらを確認して下さい。

 

インストール手順

CentOS Stream 8でWebサーバー(Apache)を構築する手順です。

 

1.Apacheのインストール

# yum -y install httpd

 

2.ファイアウォールにhttpサービスを追加する

# firewall-cmd --permanent --add-service=http

「success」と表示されればOKです。

 

3.ファイアウォール設定の更新

# firewall-cmd --reload

「success」と表示されればOKです。

 

4.httpdサービスの開始

サービスの開始をするには次のコマンドを入力します。

# systemctl start httpd

 

サービスが開始されているかを次のコマンドで確認します。

「Active: active( running )」になっていればOKです。

# systemctl start httpd

 

5.ブラウザから次のURLを起動します

ブラウザから次のURLを起動します。

http://127.0.0.1/

 

テストページが表示されればOKです。

 

root権限のパスワードを変更する方法

root権限のパスワードを変更するには次のコマンドを入力します。

※ root権限で実行する必要があります。

# passwd

 

コマンドを入力すると新しいパスワードを要求されるので2回入力すれば変更できます。

 

コンピューター名を表示するコマンド

CentOSでコンピューター名(=ホスト名)を表示するには次のコマンドを入力します。

# hostname

 

※ なにも設定していない時は、「localhost.localdomain」と表示されます。

 

 

コンピューター名を変更する

CentOSでコンピューター名(=ホスト名)を変更するには次のコマンドを入力します。

# hostname 変更したいコンピューター名

 

 

OSのバージョンを確認するコマンド

CentOSでバージョンを確認するには、次のコマンドを実行します。

$ cat /etc/redhat-release

 

次の例では、CentOS Stream 8だとわかります。