修正用の一致するrepoはありませんの対処方法

次のコマンドを入力した時に「エラー:修正用の一致するrepoはありません」と

表示された時の対応方法です。

$ sudo dnf config-manager --set-enabled PowerTools

 

 

早速結論ですが、PowerToolsをすべて小文字にするとうまくいきました。

$ sudo dnf config-manager --set-enabled powertools

同じ現象で困った人の参考になれば幸いです。

CentOS 7 日本語化の手順

CentOS 7を日本語化する手順を紹介します。GUIありの状態で日本語化ができます。

次の方法でうまくいきましたので、参考になれば幸いです。

 

1.日本語関連のパッケージをインストールします

# yum -y install ibus-kkc vlgothic-*

 

2.bash_profileの変更

# vi ~/.bash_profile

 

最終行に次の2行を追加します。

『LANG=ja_JP.UTF-8

export LANG』

※ viは「:wq」で保存+終了です。

 

3.設定の反映

# source ~/.bash_profile

 

4.再起動します

 

5.再起動すると初期セットアップ画面が起動するので、次の手順で進みます。

1) Welcome画面 > 日本語 > 次へ

2) 入力画面 > 日本語 > 次へ

3) プライバシー > オフ > 次へ

4) タイムゾーン > 日本を選択 > 次へ

5) オンラインアカウントへの接続 > スキップ

6) ユーザー情報 > フルネーム、ユーザ名を入力 > 次へ

7) パスワードを設定する > パスワードを2つ入力し > 次へ

8) 「CentOs Linuxを使い始める」をクリック

9)Getting Startedの画面 > 右上の「×」で閉じる

 

以上、日本語化の手順でした。

CentOS 7でGUIをインストールする手順

CentOS Stream 7でGUIをインストールする手順を紹介します。

 

1.yum update(念のため)

# sudo -E yum update -y

 

2.GUIのインストール

インストール直後のCentOSでは1000個以上インストールあるので、時間がかかる点に注意。

# yum -y groups install "GNOME Desktop"

 

3.GUIの起動

インストールの完了後、次のコマンドを入力すればGUIが起動します。

# startx

 

4.初期セットアップ

デスクトップが起動すると、初期セットアップが始まるので次のように進めます。

1) Welcome画面 > 日本語 > 次へ

2) 入力画面 > 日本語 > 次へ

3) プライバシー > オフ > 次へ

4) オンラインアカウントへの接続 > スキップ

5) 「CentOs Linuxを使い始める」をクリック

6)Getting Startedの画面 > 右上の「×」で閉じる

 

5.GUIをOS起動時に表示するように設定

OS起動時にGUIが開くように設定を変更します。

Applications > System Tools > Terminalより以下のコマンドを入力

# systemctl set-default graphical.target

 

6.再起動して動作確認

再起動してGUIが起動してくれば設定が完了です。

 

 

以上、GUIのインストール手順です。

インストール手順

CentOS 7にPostgreSQL13をインストールする手順を紹介します。

 

 

1.PostgreSQLのリポジトリパッケージをインストールする

# yum -y install https://download.postgresql.org/pub/repos/yum/reporpms/EL-7-x86_64/pgdg-redhat-repo-latest.noarch.rpm

 

2.PostgreSQLのインストール

# yum -y install postgresql13-server

 

3.サービスの自動起動を設定する

# systemctl enable postgresql-13

 

4.データベースクラスタを作成

# /usr/pgsql-13/bin/postgresql-13-setup initdb

 

5.PostgreSQL13の起動

# systemctl start postgresql-13

 

6.サービス状態の確認

Active : active( running )となっていることを確認する

# systemctl status postgresql-13

 

7.データベースの一覧を取得する

動作チェックとしてデータベースの一覧を取得します。

# su - postgres
# psql -l

※ psqlは「exit」で終了します

 

以上、PostgreSQL13のインストール手順です。

手順

CentOS Stream 8でGoogle Chromeを使う手順です。

 

1.google-chrome.repoファイルの作成

viで「google-chrome.repo」という名前のファイルを作成します。

sudo vi /etc/yum.repos.d/google.chrome.repo

 

作成した「google-chrome.repo」に次の内容を記述し保存します。

[google-chrome]
name=google-chrome
baseurl=http://dl.google.com/linux/chrome/rpm/stable/$basearch
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=https://dl-ssl.google.com/linux/linux_signing_key.pub

 

2.chromeのインストール

chromeのインストール。

yum install google-chrome-stable

 

3.インストール確認

アプリケーションの中にGoogle Chromeが増えていることが確認できます。

 

以上、CentOS Stream 8でGoogle Chromeを使う手順でした。

 

CentOSでリモート接続するための設定

CentOS Stream 8へリモートデスクトップ接続をするための設定手順です。

「xrdp」をインストールすることで、Windows機からリモート接続が可能になります。

 

※この手順の前にデスクトップ環境(GNOME)のインストールをして下さい。

 

1.epelリポジトリの追加

xrdpをインストールするためのリポジトリの追加

# yum install epel-release

 

2.xrdpのインストール

xrdpのインストール

# yum install --enablerepo=epel xrdp

 

3.サービスの開始

サービスの開始と自動起動の設定をします

# systemctl start xrdp
# systemctl enable xrdp

 

4.ファイアウォール設定(TCP3389)

リモートデスクトップに使用するTCP「3389」番ポートを開放

# firewall-cmd --permanent --add-port=3389/tcp
# firewall-cmd --reload

 

5.リモートデスクトップの接続

・Windows機からリモートデスクトップを起動しCentOSのIPを入力、接続を押します。

リモートデスクトップは、プログラム一覧のWindowsアクセサリにあります。

・「このリモートコンピューターのIDを…」と警告がでますが「はい」をクリック

 

6.xrdpのログイン画面でID、PWを入力

CentOS側のusernameとpasswordを入力します。

 

7.CentOSにログイン時の初回設定

CentOSにログイン時、初回設定の画面が表示されるので次の手順で設定します。

・ようこそ画面:「日本語」 > 次へ

・入力:「日本語(かな漢字)」 > 次へ

・プライバシー:「位置情報サービス」を「オフ」 > 次へ

・オンラインアカウントへの接続 > スキップ

・CentOS Streamを使い始める

・初めて使う方へは右上の「×」で閉じる

 

 

以上、WindowsからCentOSへ接続するための設定です。

 

インストール手順

CentOS Stream 8でWebサーバー(Apache)を構築する手順です。

 

1.Apacheのインストール

# yum -y install httpd

 

2.ファイアウォールにhttpサービスを追加する

# firewall-cmd --permanent --add-service=http

「success」と表示されればOKです。

 

3.ファイアウォール設定の更新

# firewall-cmd --reload

「success」と表示されればOKです。

 

4.httpdサービスの開始

サービスの開始をするには次のコマンドを入力します。

# systemctl start httpd

 

サービスが開始されているかを次のコマンドで確認します。

「Active: active( running )」になっていればOKです。

# systemctl start httpd

 

5.ブラウザから次のURLを起動します

ブラウザから次のURLを起動します。

http://127.0.0.1/

 

テストページが表示されればOKです。

 

root権限のパスワードを変更する方法

root権限のパスワードを変更するには次のコマンドを入力します。

※ root権限で実行する必要があります。

# passwd

 

コマンドを入力すると新しいパスワードを要求されるので2回入力すれば変更できます。

 

コンピューター名を表示するコマンド

CentOSでコンピューター名(=ホスト名)を表示するには次のコマンドを入力します。

# hostname

 

※ なにも設定していない時は、「localhost.localdomain」と表示されます。

 

 

コンピューター名を変更する

CentOSでコンピューター名(=ホスト名)を変更するには次のコマンドを入力します。

# hostname 変更したいコンピューター名

 

 

OSのバージョンを確認するコマンド

CentOSでバージョンを確認するには、次のコマンドを実行します。

$ cat /etc/redhat-release

 

次の例では、CentOS Stream 8だとわかります。