Hyper-V

Windows10のISOイメージを取得する

仮想環境へWindows 10をインストールする

仮想マシンを作成する

解像度を画面に合わせる方法

ホスト(親)からゲスト(子)へファイルコピーする

ゲスト(子)からホスト(親)へファイルコピーする

仮想マシン状態の違い(停止、一時停止、保存等)

仮想マシンを削除する

仮想ディスクを圧縮する(SDeleteでゼロフィルする)

VHDXファイルとは、VHDとの違い

チェックポイントの削除、サブツリー削除の違い

チェックポイントを全部消すとどうなるかを検証

 

エラー対応

Start PXE over IPv4から進まない

ハイパーバイザーが実行されていないため、仮想マシンを起動できませんでした。

拡張セッションが使えない(グレーアウト)

Windowsインストール時、準備していますから進まない

 

 

VirtualBox、Vi

VirtualBox

【解決方法】VirtualBoxへCentOSをインストール時、黒い画面のまま進まない

【解決方法】VirtualBoxの起動時に、仮想マシンのセッションを開けませんでした。と表示された時の対処方法

【VirtualBox】*ERROR* Failed to send host log messageの対処方法

【VirtualBox】メニューバーが表示されない時の解決方法

 

Vi

vi(ブイアイ)エディタ使い方の基本

【vi】no write since last change (add to override) エラー

【vi】E212:書き込み用にファイルを開けませんの対応方法

 

 

チェックポイントが溜まってきた

Hyper-Vのチェックポイントが便利すぎてついつい溜まってしまっていました、このチェックポイントを削除するとどうなるのかということについて検証し、残しておこうと思います

 

※チェックポイントの削除には、「チェックポイントの削除」と「チェックポイントのサブツリーを削除」の2つがあります。この違いについてはこちらで説明しています

 

 

 

 

チェックポイント削除前

作業前チェックポイントは5つありました。

 

 

ファイルはこんな感じ。全部で50GB強。

※ Hyper-Vの管理画面右にある「ディスク検査」からエクスプローラーが開きます

 

 

チェックポイントを削除するとファイルの結合処理が動き、チェックポイントのファイルがマージされました。

 

 

さらに思い切って全部削除。

 

 

すべてのファイルが結合されて一つに。

サイズも思ったよりかなり減って、30GBほどになりました。

 

 

ダメもとで、消したチェックポイントが復活する方法ないかな?と思いましたが、案の定なし。

 

 

以上より、全チェックポイントを消した結果

・チェックポイントのファイルがマージされてなくなる

・仮想環境の実体ファイルのサイズがかなり減る(50GB強→30GB)

・チェックポイントは消したら復活しない

でした。ご参考になれば。

 

Windowsのインストールが進まない

Windows 10をインストールしている最中、黒い画面から進まない現象が発生し、解決したのでここに残しておこうと思います。

 

1.Windowsのインストール中、この画面が消えた後、真っ暗なままずっと進みませんでした。

 

 

2.10分たったら考えようと待っていたが…進展なし(ずっと真っ暗なまま)

 

3.Hyper-Vの管理画面下のプレビュー画面。よく見ると次のインストール画面になっている。。

 

 

4.もしかしてと思い、一回切断。(右上の×で切断)

 

 

5.再接続したら画面が変わり、インストールが進められるようになりました。

 

 

なにかの加減で画面が更新されなかっただけかもしれません。

もし同じようなところで止まった場合、再接続(切断→接続)を試してみてはいがでしょうか。

 

SDeleteとは

SDeleteとはMicrosoftが提供するツールで、空き領域を「0」で上書きすることができます。

仮想ディスクを圧縮する際にも必要な処理となります。

 

 

SDeleteのダウンロード

ダウンロードはこちらのサイトを開きます。

 

赤枠の箇所をクリックし、ダウンロードします。

 

zipを解凍したら準備はOKです。

 

 

使い方

コマンドプロンプトを開きます

 

①cdコマンドで解凍したフォルダまで移動

※下の画像はデスクトップにあるSDeleteフォルダまで移動

 

 

②次のコマンドを入力します

sdelete.exe -z C:

 

 

 

コマンドの処理が完了(1 drive cleaned.のメッセージが表示)したら、空き領域の「ゼロ埋め」が完了です。むちゃくちゃ時間かかるので夜中にやるのがおすすめです。

 

仮想マシンを削除する

仮想マシンの削除手順を説明します。

 

1)仮想マシンが起動していた場合、シャットダウンします。シャットダウンしたら次へ

 

 

2)ディスクの検査をクリック>表示されたフォルダのパスを控えておきます。(後で使用)

 

 

 

3)仮想マシンを右クリックし、「削除」をクリック

 

 

4)削除の確認メッセージが表示されるので「削除する」をクリック

 

 

5)2で控えたフォルダを開き、.vhdxファイルを削除します

 

 

※このファイルは大きすぎて・・・は「はい」でOKです。

 

 

以上、仮想マシンの削除手順です。

仮想マシンを作成する

仮想マシンの作成手順を説明します。

 

1)Hyper-Vマネージャーより、新規>仮想マシンをクリック

 

 

2)そのまま次へをクリック

 

 

3)仮想マシンの名前(なんでもOK)を入力し、「次へ」をクリック

 

 

4)「第2世代」をクリックし、「次へ」をクリック

 

 

5)起動メモリの値を設定。支障がない程度に4096MBほどに設定。「次へ」をクリック

 

 

6)接続で「Default Switch」を設定し、「次へ」をクリック

 

7)そのまま次へをクリック

 

 

8)ブートイメージファイルから・・を選んで、マイクロソフトから取得したisoを参照して完了

 

 

※マイクロソフトからisoを取得する方法はこちらを参考にしてください

 

 

 

 

9)仮想マシンのところに今作成したマシンが表示されればOKです

 

 

Windows10をインストールする方法はこちら

 

仮想環境へWindows 10をインストールする

仮想環境へWindows 10をインストールする手順を説明します。

 

※ インストール前にまず仮想マシンを作成する必要があります。

 

 

 

 

では、インストールを順に説明していきます。

①次へを選択

 

 

②今すぐインストール

 

 

 

③プロダクトキーがありませんをクリック

 

 

④次へを選択

 

 

⑤次へを選択

 

 

⑥カスタム:Windowsのみをインストールを選択

 

 

⑦そのまま次へを選択

 

 

 

⑧自動で再起動します

 

 

⑨この画面でしばらく待ちます

 

 

⑩地域を選択

 

 

⑪はいを選択

 

 

⑫スキップを選択

 

 

⑬個人用に設定>次へ

 

 

⑭「アカウントを追加しましょう」の画面では、マイクロソフトアカウントで操作したくないため次のような裏技を使ってスキップします

スキップの方法:アカウントの作成をクリック > インターネットから切断(ランケーブルを抜く or 無線LANを切る) > 左上の「←」ボタンから戻ると(30秒くらいフリーズしますが)この画面ではなく次の画面へと移ります

 

 

⑮PCのユーザー名を入力

※この画面にきたらもうLANケーブルはいれてOKです

 

 

⑯パスワードを作成

 

 

 

⑰セキュリティの質問を作成

 

 

 

 

⑱すべて「いいえ」にして「同意」

 

 

⑲スキップを選択

 

 

⑳今は実行しないを選択

 

 

21.この画面になったらそのまま待ちます

 

 

22.Windowsが起動し完了です

 

 

※22の時に、この画面(リモート接続の設定画面)が表示された場合、画面の設定だけ「全画面表示」がおすすめ。「今後この仮想マシンに接続する時のために・・・」にチェックを入れておくと、次からこの画面が表示されなくなります。

 

チェックポイントの削除、サブツリー削除の違い

Hyper-Vでチェックポイントを右クリックすると、「チェックポイントの削除」と「チェックポイントのサブツリーを削除」の2つがあります。この違いについて説明します。

 

この違いは

・チェックポイントの削除

⇒ 選択しているチェックポイントだけ削除します

 

・チェックポイントのサブツリーを削除

⇒ 選択しているチェックポイントを含み、その下のチェックポイントをすべて削除します

 

 

 

【補足】チェックポイントを削除すると

チェックポイントは、仮想環境の本体とファイルが異なる形になっています。

 

 

チェックポイントを削除した場合、結合処理が実行され、チェックポイントのファイルが結合されます。

 

ホストからゲストへファイルコピーする

ゲスト(子)へ共有フォルダを作成し、ホスト(親)からファイルをコピーする手順を説明します。

主にクリップボードの共有ができないWindows10 Homeなどが対象の手順です。

 

■ ホスト、ゲストの状態

ホスト(親):Windows 10 Home

ゲスト(子):Windows 10 Pro

Hyper-V ネットワークアダプター設定:Default Switch

ゲスト(子)のIPv4プロパティ:IPアドレスを自動的に取得する+DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する

 

 

■ 手順

手順は次のとおり

 

①ゲスト(子)のコンピューター名を確認する

やり方:コマンドプロンプト>hostnameと入力しENTER

 

②ゲスト(子)のWindowsファイアウォールを無効にする

 

③ゲスト(子)側で共有フォルダを設定

やり方:フォルダを右クリック>プロパティ>共有>詳細な共有>このフォルダを共有するにチェック

※ Everyoneフルコントロールにしておく

 

④ホスト(親)のエクスプローラーからゲスト(子)のフォルダにアクセス

エクスプローラー>「\\ゲスト(子)のコンピューター名」でENTER>ゲスト(子)のユーザー名、PWを入力してENTER

 

 

以上の方法でゲスト(子)のフォルダにアクセスできます。

仮想マシン状態の違い

仮想マシン状態にはいろいろあり、違いがわかりづらかったためまとめました。

 

・停止

コンピュータの電源ボタンを押して終了させるイメージ(強制終了)。保存されていないデータは消えてしまうし、仮想ハードディスクにアクセスしていたときには、ゲストOS自体が最悪クラッシュする可能性あり。

 

・シャットダウン

ゲストOSをシャットダウンします。

 

・保存

ゲストOSの状態を保存して停止する(PCのスリーブと同じイメージ)。仮想マシンで使用していた物理メモリは開放されます。仮想マシンを起動すると保存状態から再開します。

 

・一時停止

ノートPCのスタンバイ機能と同じ動作。スタンバイはメモリー上に作業状態を保存するため、復帰が非常に速いが若干消費電力がかかる。再開ボタンを押して再開します。

 

・リセット

強制終了+再起動します。

 

まとめると、「停止」と「リセット」は電源ボタンを直接OFFするイメージのため、あまり使わないという認識でいいと思います(緊急用)。一番無難なのはやはりシャットダウン。あとは少しでも復帰の時間を短くしたいと考えるなら、作業情報を残す一時停止か、メモリに残さない停止を選ぶという感じになると思います。