VHDXファイルとは、VHDとの違い【Hyper-V】

仮想環境

vhd、vhdxとは

拡張子の「.vhd」、「.vhdx」は、仮想ハードディスクに使われる拡張子です。

VHDとは仮想ハードディスク(=Virtual Hard Disk)の略です。

つまり「.vhd」、「.vhdx」は、仮想マシンの実体ファイルと考えてよいです。

 

 

vhd、vhdxの違い

vhd、vhdxは、2つとも仮想ハードディスクのファイル形式です。

vhdxはvhdの後継で、Hyper-V仮想マシンの他に、VMware WorkstationやVirtualBoxで使用されています。

 

この2つは次のような違いがあります。

・ ストレージ容量が、VHDは2TBに対し、VHDXは64TB

・ 古いOSではVHD形式しか対応していない場合がある。VHDXはWin8以降

・VHDXは耐障害性の向上などの機能強化が図られている

 

そのため古いOSで使用する可能性があるがあるならVHD、それ以外ならVHDXという認識でよいと思います。

 

 

.avhdxとは

余談ですが、.vhdxファイルと同じ場所に.avhdxというファイルがあった場合、それは「チェックポイントを取った後に生成されるファイル」です。その拡張子が.avhdx(=Automatic VHDX)となっています。