シャットダウン、再起動コマンド

Ubuntuでシャットダウン、再起動するコマンドを紹介します。

※ Ubuntu Server 20.04で動作確認済

 

再起動

すぐに再起動する

$ sudo shutdown -r now

 

5分後に再起動する(数値は分単位)

$ sudo shutdown -r +5

 

23:00に再起動する(時間は24時間表記で指定する)

$ sudo shutdown -r 23:00

 

 

シャットダウン

今すぐシャットダウンする

-h:システムを終了して電源を切る

$ sudo shutdown -h now

 

5分後に再起動する(数値は分単位)

$ sudo shutdown -h 5

 

23:00に再起動する(時間は24時間表記で指定する)

$ sudo shutdown -h 23:00

 

キャンセル

再起動、シャットダウンをキャンセルする

$ shutdown -c

 

次の場合、ログインしている他の端末にメッセージが送信されますが、

「--no-wall」をつけるとそのメッセージを表示しません。

メッセージを表示するケース

・shutdownコマンド実行時

・予定された時刻が近づいた時

・キャンセル時

$ shutdown -c --no-wall

 

rootに切り替えができない

Ubuntu Serverをインストール直後、

root権限への切り替えがうまくいかなかったため備忘録として残します。

 

切り替えがうまくいかない状態

rootに切り替えようと思いパスワードを求められるが、エラーに。

というかrootのパスワードを入力した覚えがない。。

$ su - root
Password:
su: Authentication failure

 

結論としては、rootのパスワードが設定されていないことがうまくいかない原因のようです。

rootのパスワード変更(Ubuntu)は次の通りです。

 

rootパスワードの変更方法

1.「sudo - root」でrootに変更

2.「passwd」コマンドで新しいパスワードを設定

3.パスワードを2回入力

4.「passwd: password updated successfully」と表示されれば成功

5.4で設定したパスワードでログインする

$ sudo - root
[sudo] password for username:
# passwd

 

Reached target Cloud-init targetで止まる

VirtualBoxにUbuntu Serverをインストール後、

立ち上げ時に「[ OK ] Reached target Cloud-init target」で画面が進まない現象が発生しました。

 

↓この画面のまま進まない

 

待てども待てども進まずだったのですが、

エンターキーを押してみると「ubuntu-server login:」の文字が。

 

ログイン、パスワードを入力し無事次に進むことができました。

同じ画面で困った人がいましたらENTERキーを押してみて下さいです。

 

Ubuntu各バージョンのサポート期限(EOL)

基本情報として、Ubuntu LTSについてサポート期限(EOL)の要点をまとめました。

・ LTSとは、Long Term Support版のこと。2年ごとリリースされ、5年間サポート。

・ 「Ubuntu 20.04 LTS」の数値の頭2桁はリリース年、後ろの2桁は月を表している。

・ 最新版はUbuntu 20.04 LTS。2025年4月までのサポート。

・ Canonical(カノニカル)社による有償サポート(Ubuntu Advantageという)あり。

  そのUbuntu Advantageには、延長セキュリティアップデート(ESM)も提供している。

  ESM(Extended Security Maintenance)の期間は次のとおり

  Ubuntu14.04、16.04はサポート終了から+3年(リリースから8年)

  Ubuntu18.04移行はサポート終了から+5年(リリースから10年)

  ※ ESMはLTS版Ubuntuが対象で、LTSでない通常版は対象外

 

サポート期限一覧

バージョン サポート終了期限
14.04 LTS 2019年4月
16.04 LTS 2021年4月
18.04 LTS 2023年4月
20.04 LTS 2025年4月

 

Ubuntu ServerでPostgreSQLを使う方法

Ubuntu ServerでPostgreSQLを使う方法はこちらで紹介しています。

https://postgresweb.com/post-5440