Ubuntu Serverのバージョン確認コマンド

バージョンを確認するには次のコマンドを実行します。

$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID : Ubuntu
Description:     Ubuntu 20.04.2 LTS
Release:         20.04
Codename:        focal

※上の例ではオプションを「-a」としていますが、次のパターンがあります。

-i : 「Distributor ID(ディストリビューターID)」を表示します

-d : 「Description(説明)」を表示します

-r : 「Release(リリース)」を表示します

-c : 「Codename(コードネーム)」を表示します

-a:上のすべてを表示します

 

あわせて読みたい

No LSB modules are available.についてはこちらで説明しています。

https://postgresweb.com/ubuntu-no-lsb-modules-are-available

 

postgresql.confの探し方

Ubuntu ServerでのPostgreSQL設定ファイル「postgresql.conf」の探し方を紹介します。

 

postgresql.confを探すコマンド

postgresql.confを探すには次のコマンドを実行します。

$ find / -name postgresql.conf 2> /dev/null
/etc/postgresql/11/main/postgresql.conf
/usr/lib/tmpfiles.d/postgresql.conf

※「 2> /dev/null」の箇所はなくても問題はないですが、

つけない場合「Permission denied」と大量に表示されてしまい邪魔です。

 

上の結果は、postgresql11の環境で実行結果です。

 

以上、誰かの参考になれば幸いです。

pg_hba.confの探し方

Ubuntu ServerでのPostgreSQL設定ファイル「pg_hba.conf」の探し方を紹介します。

 

pg_hba.confを探すコマンド

pg_hba.confを探すには次のコマンドを実行します。

$ find / -name pg_hba.conf 2> /dev/null
/etc/postgresql/11/main/pg_hba.conf

※「 2> /dev/null」の箇所はなくても問題はないですが、

つけない場合「Permission denied」と大量に表示されてしまい邪魔です。

 

上の結果は、postgresql11の環境で実行結果です。

 

以上、誰かの参考になれば幸いです。

postgresユーザーへの切り替え

一時期Ubuntuサーバーを使わなくなっただけで、

postgresユーザーでログインしようとしてもできずに困ったため備忘録として残します。

 

厳密にはsu - postgresをしようとするとパスワードを聞いてきますが、

パスワードを忘れた(そもそも最初に設定した?)ので切り替えができませんでした。

そのためパスワードの変更も合わせて残しておきます。

 

postgresアカウントへの切り替え

$ sudo -i -u postgres

 

パスワードを変更する

$ sudo passwd postgres

 

UbuntuデスクトップとUbuntuサーバーの違い

UbuntuデスクトップとUbuntuサーバーの違いをまとめました。

ネット上の情報は古いものが多かったですが、結局のところ次の2つが大きく異なるようです。

 

1.デスクトップ環境の有無

デスクトップ版 … GUIあり

サーバー版   … GUIなし(しかし、後から追加可能)

 

2.アプリケーション

デスクトップ版 … 一般的な使用に焦点(ブラウザ、メディアソフト、オフィス)

サーバー版   … サーバー要件に焦点(ウェブサーバー、ファイルサーバー等々)

 

 

結局のところどちらにすべきか

どちらにすべきかという問いへの答えは、結局のところ「用途による」となります。

しかしこの答えでは、なんにでも言えてしまうことなので

「用途を満たすための作業が少なくて済む方を選ぶ」ことがベストな気がします。

 

手順

Ubuntu Server 20.04で(必要かどうかは別として)、

Google Chromeをインストールする手順を紹介します。

 

1.リポジトリの追加

リポジトリの追加をします。

sudo sh -c 'echo "deb http://dl.google.com/linux/chrome/deb/ stable main" >> /etc/apt/sources.list.d/google-chrome.list'

 

2.公開鍵のダウンロードと登録

公開鍵をダウンロードして登録します。

sudo wget -q -O - https://dl-ssl.google.com/linux/linux_signing_key.pub | sudo apt-key add -

 

 

3.Google Chromeのインストール

Google Chromeのインストール

$ sudo apt update
$ sudo apt install google-chrome-stable

 

4.Google Chromeの起動

Google Chromeの起動

$ google-chrome

 

Google Chromeの起動が確認できます。

 

以上、Google Chromeをインストールする手順でした。

自動ログインを設定するための手順です。

Ubuntu Server 20.04で、自動ログインを設定する手順です。

 

1.Setting > Usersを開きます

 

2.右上の「Unlock...」をクリック

 

 

3.パスワードを入力し、「Authenticate」をクリック

 

4.Automatic Loginが画面のように「On」になっていることを確認します。

※ すでに保存された状態のため画面を閉じたり、切り替えても大丈夫です

 

5.再起動して自動ログインされることを確認できればOKです。

 

インストールできるパッケージを検索する

インストールできるパッケージを検索するコマンドです。

表示されるのは、左側にパッケージ名、右側に説明が表示されます。

※ちなみに実行するのに管理者権限は不要です。

$ apt-cache search 検索文字列

 

パッケージの検索は説明文も抽出対象のため、

パッケージ名だけを抽出条件にするには「-n」をつけます。

$ apt-cache search -n postgresql

 

NO LSB modules are available.とは

OSのバージョン確認コマンド(lsb_release -a)を実行すると、

「No LSB modules are available.」と表示されます。

 

LSBはLinux Standard Baseの略称です。

Linux Standard Baseとは、いろいろなディストリビューションに分かれている

Linuxを標準化するためのプロジェクトまたは、標準化されたLinuxのことです。

まぁ結論だけいうと無視してOKです(=害はありません)

 

気になる場合は次のコマンドでインストールします。

$ sudo apt-get install lsb-core

 

インストールするとこのような結果例となります(参考程度に)。

 

インストールされているパッケージを取得する

インストールされているパッケージを取得する。

$ sudo apt list --installed

 

あわせて読みたい

稼働中のサービスを確認する方法はこちらです

https://postgresweb.com/check-running-services-on-ubuntu

 

インストールされているパッケージを取得、見やすいようスクロールします。

※ ENTERキーで1行ずつ、スペースキーで1ページずつスクロールします。

$ sudo apt list --installed | more

 

インストールされているパッケージをパッケージ名で抽出する。

※ 次の文はpostgresqlで抽出する例です。

$ sudo apt list --installed | grep postgresql