PostgreSQLのバージョンを確認する

PostgreSQLのバージョンを確認する簡単な方法を紹介します。

① psqlで確認する

② select文で確認する

③ pgAdminで確認する

 

 

psqlで確認する

$ psql --version
psql (PostgreSQL) 13.2

 

Windowsでの実行確認

 

Linux(Ubuntu Server)での実行確認

 

 

 

 

select文で確認する

下記のSQLを実行すると確認できます。

--バージョンを取得するSQL
select * From version();

 

実行した結果です。

 

 

上のSQLはpgAdmin上で実行しても確認することができます。

 

 

pgAdminから確認する方法

① pgAdminを開きデータベースを選択します。

② プロパティタブを開きます

③ バージョンの個所に表示されます。(画像の場合はバージョン12.3です)

EDB Postgresとは?価格・費用について

EDB Postgresと聞いて「?」となったので調べたことのメモです。

 

EDB Postgresとは

PostgreSQLに機能を追加させたEnterpriseDB社製のデータベース製品。

PostgreSQLは無料であるが、このEDB Postgresは有料で、年単位のサブスクリプション契約。

※年単位のサブスクリプション=1年単位の使用料

 

製品にはStandardとEnterpriseの二つがあり、Enterpriseの方が高機能で少しだけ高い。

Standard ・・・PostgreSQL + 開発面・運用面に有効なユーティリティツール

Enterprise・・・Standard + Oracleとの互換性あり

 

有料っていくら?

価格が見つかったのは2つだけだったので、以下にリンクを残しておく。

物理・仮想関わらず1コア当たり〇〇万円という計算になる様子。

アシスト

 

Windows Defenderへ除外登録する

PostgreSQLの動作が重いと感じた時、

Windows Defenderの除外設定に追加することで改善される可能性があります。

ここでは、Windows Defenderの除外設定手順を説明します。

 

除外登録手順

①『設定』を開きます

 

②『更新とセキュリティ』をクリック

 

③『Windowsセキュリティ』をクリック

 

④『ウイルスと脅威の防止』をクリック

 

⑤『設定の管理』をクリック

 

⑥『除外』にある『除外の追加または削除』をクリック

 

⑦除外の追加をクリック

 

⑧フォルダを選択する

 

⑨『C:\Program Files\PostgreSQL』を設定

※このフォルダにインストールしていない場合、インストール先のフォルダを指定してください。

 

⑩『このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?』が表示されたら

「はい」をクリック。

 

⑪除外の中に追加されていればOKです。

説明

pgAdmin4で「依存性」ウインドウが消えなくなった時の対処方法です。

(↓画面の赤枠のように)

 

対処方法

ファイル > レイアウトを初期化 をクリック、

「現在のレイアウトを初期化しますか?…」で「OK」をクリックすると直ります。

データベース(DB)を復元(リストア)する

データベースを作成(復元)する方法を紹介します。

pgAdminを起動し、「データベース」を右クリックします。

 

右クリック「新しいデータベース」をクリック。

 

①の箇所にデータベースの名前を入力。(名前は自由でOKです。)※画像は「db_school」としました。

②のOKをクリックします。

 

ここで「db_school」という空のデータベースが作成されました。

 

この「db_school」を右クリックし「リストアー(R)」をクリックします。

 

赤枠の箇所「…」をクリック。

 

復元するデータベースファイル「XXXXX.backup」を選択し、②の開くをクリックします。

 

①に指定した.backupファイルまでのパスが表示されますので、②「リストアー(R)」をクリックします。

 

(文字がいろいろ表示されますがそこはそのままで、)「完了」をクリックします。

 

これでデータベースの作成が完了しました。

念のため赤枠のようにテーブルができていることを確認してください。

※テーブルを開くには、データベース名 -> スキーマ -> public -> テーブルをクリックすると表示されます。

以上、データベースのリストア(復元)の手順です。

バックアップ構文

バックアップするするコマンドは以下のようにします。

--バックアップするコマンド構文
pg_dump.exe -h ホスト名 -p ポート番号 -U ユーザー名 -f バックアップファイル保存先パス データベース名

--バックアップコマンド例 --データベース「db_school」のバックアップファイルを「C:\test\db_school.backup」というファイル名で作成する。
pg_dump.exe -h localhost -p 5432 -U postgres -f "C:\test\db_school.backup" db_school
 
ホスト名                              :localhostは固定で大丈夫です。
ポート番号                           :インストール時に変更していなければ、5432で大丈夫です。
ユーザー名                           :postgres固定で大丈夫です。
バックアップファイル保存パス:フルパスでバックアップのファイル名を自由に指定できます。
データベース名                     :バックアップを取りたいデータベース名を指定します。
 

実際にやってみる

最初にpg_dump.exeがPC上のどこにあるか確認します。

特に指定なくインストールした場合は、画面の箇所にあると思います。

①のpg_admin.exeを確認したら、そのフォルダ(②)をコピーしておきます。

 

次にコマンドプロンプトを起動します。

キーボード左したのWindowsボタンを押しながら「R」を押して下さい。

下の画面が起動するので①に「cmd」と入力し②のOKボタンを押します。

 
 
コマンドプロンプトが開いたら
「cd」+半角スペースを入力後、pg_dump.exeのフォルダを入力します。
※画面の場合は「cd C:\Program Files\PostgreSQL\9.4\bin」
 
 
 
フォルダを入力したらENTERキーを押すと、下の画面のようになります。
 
 
赤字の箇所に上にあるバックアップ構文を入力しENTERを押します。
 
 
 
画面のようになったらOKです。
 
 
フォルダを確認するとファイルができていることを確認してください。
 
 

bat(バッチファイル)でやってみる

上のコマンドをbatファイルにしてダブルクリックでバックアップが実行できるようにします。

 

メモ帳を開き構文を入力します。

構文は上で使用したcdのコマンド(1行目)と

バックアップのコマンド(2行目)です。

 

ファイル名は「test.bat」としておきましょう。

testの箇所は何でも構いませんが、拡張子は「.bat」としてください。

※画面はデスクトップに作った画像です。

 
 

この作ったバッチをダブルクリックし、

バックアップファイルができていることが確認できればOKです。

pgAdminでデータベースのバックアップを取る方法

このページでは、DBのバックアップの方法を紹介します。

バックアップを取っておくと、何かの時にその時点まで戻せるようになります。

定期的にバックアップする癖をつけ、万が一の時に備えるようにしておくとよいと思います。

 

pgAdminⅢでのバックアップ

1.バックアップを取得するDBを選択し、右クリックから「バックアップ(B)」を選択します。

2.赤枠をクリックします。

 

3.①の箇所にファイル名を入力します。名前は何でも大丈夫です。(拡張子は.backupになります。)ファイル名を入力したら②の保存を押します。

 

4.赤枠の「バックアップ(B)」を押すと、バックアップが開始されます。

 

5.少し待つと文字が画面のように文字が表示されますので、「完了」を押して下さい。

6.以上でバックアップが完了です。