【CentOS】CentOS Stream 8にWindows機からリモートデスクトップ接続する設定

CentOS

CentOSでリモート接続するための設定

CentOS Stream 8へリモートデスクトップ接続をするための設定手順です。

「xrdp」をインストールすることで、Windows機からリモート接続が可能になります。

 

※この手順の前にデスクトップ環境(GNOME)のインストールをして下さい。

 

1.epelリポジトリの追加

xrdpをインストールするためのリポジトリの追加

# yum install epel-release

 

2.xrdpのインストール

xrdpのインストール

# yum install --enablerepo=epel xrdp

 

3.サービスの開始

サービスの開始と自動起動の設定をします

# systemctl start xrdp
# systemctl enable xrdp

 

4.ファイアウォール設定(TCP3389)

リモートデスクトップに使用するTCP「3389」番ポートを開放

# firewall-cmd --permanent --add-port=3389/tcp
# firewall-cmd --reload

 

5.リモートデスクトップの接続

・Windows機からリモートデスクトップを起動しCentOSのIPを入力、接続を押します。

リモートデスクトップは、プログラム一覧のWindowsアクセサリにあります。

・「このリモートコンピューターのIDを…」と警告がでますが「はい」をクリック

 

6.xrdpのログイン画面でID、PWを入力

CentOS側のusernameとpasswordを入力します。

 

7.CentOSにログイン時の初回設定

CentOSにログイン時、初回設定の画面が表示されるので次の手順で設定します。

・ようこそ画面:「日本語」 > 次へ

・入力:「日本語(かな漢字)」 > 次へ

・プライバシー:「位置情報サービス」を「オフ」 > 次へ

・オンラインアカウントへの接続 > スキップ

・CentOS Streamを使い始める

・初めて使う方へは右上の「×」で閉じる

 

 

以上、WindowsからCentOSへ接続するための設定です。