【Hyper-V】仮想マシン状態の違い(停止、一時停止、保存等)
仮想マシン状態の違い
仮想マシン状態にはいろいろあり、違いがわかりづらかったためまとめました。
・停止
コンピュータの電源ボタンを押して終了させるイメージ(強制終了)。保存されていないデータは消えてしまうし、仮想ハードディスクにアクセスしていたときには、ゲストOS自体が最悪クラッシュする可能性あり。
・シャットダウン
ゲストOSをシャットダウンします。
・保存
ゲストOSの状態を保存して停止する(PCのスリーブと同じイメージ)。仮想マシンで使用していた物理メモリは開放されます。仮想マシンを起動すると保存状態から再開します。
・一時停止
ノートPCのスタンバイ機能と同じ動作。スタンバイはメモリー上に作業状態を保存するため、復帰が非常に速いが若干消費電力がかかる。再開ボタンを押して再開します。
・リセット
強制終了+再起動します。
まとめると、「停止」と「リセット」は電源ボタンを直接OFFするイメージのため、あまり使わないという認識でいいと思います(緊急用)。一番無難なのはやはりシャットダウン。あとは少しでも復帰の時間を短くしたいと考えるなら、作業情報を残す一時停止か、メモリに残さない停止を選ぶという感じになると思います。