【PostgreSQL】テーブルのデータを削除する方法(pgAdmin、DELETE文での削除)

PostgreSQL入門

データを削除する2つの方法

PostgreSQLでのテーブルにデータを削除するには、以下の方法が主にあります。

1.pgAdminで手作業でデータを削除する

2.DELETE文を使用してデータを削除する

 

の作業は、画面で削除するため確認しながら徐々に削除することに向いています。

2の場合、構文を覚える必要がありますが、大量・高速にデータの削除ができます。

このページではそれぞれについて説明します。

 

 

1. pgAdminで手作業でデータを削除する

pgAdminでデータを削除する方法について手順を説明します。

 

1-1.①テーブルを右クリック、②「データの閲覧/編集」から「すべての行」を選択します。

すでに大量のデータが登録されている場合、「最初の100行」でも構いません。

 

1-2.データが表示される画面が開くので、①消したい行を選択し、

②ごみ箱のアイコンを押します

 

1-3.①ごみ箱アイコンを押すと、その行に取り消し線が引かれた状態になります。

②データ保存のボタンを押します。

 

1-4.問題なく削除(=保存)できたらメッセージが表示されます。

 

 

2-1. DELETE文を使用してデータを削除する(構文)

DELETE文とはテーブルデータを削除することができるSQLです。

 

・ 基本的なDELETE文の形

DELETE文は基本的には次のような形になります。

-- 基本的なDELETE文の形
DELETE FROM テーブル名 WHERE 条件文;

-- 例
delete from department; --条件を入れなければすべてのデータを削除する
delete from department where department_code = 'c';
delete from department where department_code in('a','c','e');

 

 

2-2. DELETE文を使用してデータを削除する(実行の仕方)

上で紹介した例文は、pgAdminのクエリツールより実行ができます。

 

1. pgAdminを開きクエリツールを起動します。

pgAdminを開き、次のように①データベースを選択した状態で、②クエリツールを開きます。

 

2. pgAdminを開きクエリツールを起動します。

①の箇所にDELETE文を記述し、②実行ボタンを押します。

 

3. クエリ実行成功のメッセージが表示されることを確認

成功のメッセージが表示されれば無事に登録ができました。