【コマンド】ネットワークドライブの割り当て(net use、subst)
ネットワークドライブの割り当て(net use)
ネットワークドライブを割り当てするコマンドには、「net use」と「subst」の2つのコマンドがあります。二つの違いは次のとおりです。
net use
・ ネットワーク上のフォルダをネットワークドライブに割り当て可能
・ Windowsをログオフまたは再起動しても、割り当てが維持される
subst
・ ネットワーク上のフォルダに加え、ローカルのフォルダもネットワークドライブに割り当て可能
・ Windowsをログオフまたは再起動すると、割り当てが解除される
※ substの「再起動して維持されない」特性は、起動時にsubstを自動的に発動するようにすれば特に気にする必要もないと思います。そのためどのフォルダをネットワークドライブにしたいかによって使いわけるとよいと思います。
ネットワークドライブの割り当て(net use)
ネットワークドライブを割り当てするコマンドです。
# net use文
net use ネットワークドライブレター フォルダパス パスワード /user:ユーザーID
# 実行例
# ネットワーク上のフォルダを指定可能
net use z: \2.168.10.10\share password /user:administrator
# net useの切断
net use ネットワークドライブレター /delete
# 実行例
net use z: /delete
ネットワークドライブの割り当て(subst)
ネットワークドライブを割り当てするコマンドです。
# subst文
subst ネットワークドライブレター フォルダパス
# 実行例
subst y: C:\test # substはローカルのフォルダも指定可能
subst z: \2.168.10.10\share # ネットワーク上のフォルダも指定可能
# substの切断
subst ネットワークドライブレター /d
# 実行例
subst z: /d