【PostgreSQL】テストデータを作成する(pgbench)

PostgreSQLその他

テストデータを作成する

動作検証等で簡単かつ素早く、テストデータを作成したいケースがあると思います。

(バックアップ等の動作確認に使用されるケースもあります。)

pgbenchという標準ツールを使い、「pgbench」というコマンドで実行できます。

 

pgbenchのありか

「pgbench」は「pg_dump」や「psql」と同じところにあります。

Windowsの場合:「C:\Program Files\PostgreSQL\XX\bin\」の中

Ubuntuの場合  :「/usr/bin/」の中

 

テストデータを作成するコマンド

テスト用のデータベース(ここではtestdb)を作成します。

$ createdb testdb
$ createdb -U postgres testdb   # ユーザーを指定する場合

 

データを作成するコマンドは次のとおりです。

$ pgbench --initialize --scale=10 testdb

pgbench     …   ベンチマークツール(pgbench.exeのこと)

--initialize  …  テーブルの初期化

--scale         … 「scale=数値」で指定する。scale=1につきテーブルのサイズ15MB。

 

コマンド実行し「done.」と表示さればOKです(データの作成が完了しました)。

 

確認①:完了すると4つのテーブルが作成されます。

 

確認②:下の例では100万件ほどデータが登録されていることを確認できます。

 

以上、pgbenchを使用したデータの作成方法です。